フードコーディネーター あつ緒のおいしくて、うつくしいもの探し

金沢市在住 YOHAKU creation(ヨハク クリエーション)主宰  フードコーディネーター あつ緒がつくる料理と日々

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 大地の神さまにささやく音色

今日は花のアトリエ「こすもす」さんの

創立20周年記念のイベント

「泉薬局文化祭」にうかがいました。

泉さんによってその魅力を引き出された
美しい古道具たちに
一本一本が主人公となって
生きいきといけられている花


美しいくて妖しい魅力に満ちていました。


私が個人的に好きなのはこちら


昔の針山。

可愛い菊とまち針かと思うような
紅い実が刺さっているところがなんとも言えません。


今日は一階ではバー黒百合も開店。

美味しいワインにパン

紅茶にシフォンケーキと

自家製ドライフルーツがぎっしりの

パウンドケーキ

美味しいものだらけです。


素敵なお着物の泉ママと一緒に

いつもながら素敵です。


そして今日は19時から

内田さんのグラヴィコードの演奏会がありました。

グラヴィコードは14世紀にできた弦楽器
ピアノの原型となったものだそう


もともとは儀式の前に神様や大地の精霊に
捧げるために作られた楽器

その昔は王様の寝室で弾かれていたという。

どんな音色なのか?

会場はすべての明かりを消して
演奏の時を待ちました。


始まった演奏は
消え入っていましそうな繊細なねいろ
息を潜めて、聴き入ります。


闇の中、目を開けていても見えないという状況

耳に入る音だけに心が研ぎ澄まされていきます。


一曲が終わり、一本の蝋燭がともされます。


蝋燭の揺らぎの中浮かび上がる花たち。

そして演奏。


グラヴィコードの音に耳を澄ましながら

いつも音に溢れる世界にいて

聞き流している他の音たちを強く感じたり

ふっとやってくる静寂の中に

響き渡るグラヴィコードを聴きながら

茶道の言葉を思い出しました。


本来茶道では明かりの無い茶室の窓を

さらに簾で覆い真っ暗な中

黒の楽茶碗で濃茶を練って飲みます。

それはまさに手探り


きっといろいろな感覚が
研ぎ澄まされたことでしょう。


利休曰く、茶碗の影を眺めて帰りなさい。

見えないものに思いを巡らす


そんな事を思い出した時間でした。



明日は演奏会はありませんが

文化祭は開催されてます。



フードコーディネーターあつ緒


関連記事
スポンサーサイト
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。